産後2週間をまとめてみる〜37週0日 1,552gで出産 胎児発育不全とNICUの記録
37週0日 1,552gで出産
胎児発育不全、妊娠糖尿病、切迫早産で出産まで入院70日。
出産後からの2週間のあゆみと胎盤の病理検査結果が出たのでメモがわりに残しておきます。
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産後1日
NICUの保育器
足から点滴、口には管、保育器の中はあたたかく、酸素で充満させているそうです。
見るからに痛々しい。
産後5日
今日から保育器の屋根がなくなる。
ミルクが口から飲めるようになったので、口からの管は鼻に移動。
ミルクは1回あたり20ml
産後初めて抱っこできました
産後6日
初めての直母。
全く飲みませんでした。まだ小さいからね。練習あるのみ。
産後8日
保育器卒業!今日からコットに移動しました。
自分で上手に吐き戻しをするので、お鼻の管も外れました。
足が外側に向いている・・・。骨が曲がっているみたい。
看護士さんも気にかけて矯正してくれているみたいです。
心配ごとが増える。。。
産後9日
NICU→GCU
今日からGCUに移動しました。
産まれた後の体重減少により1400gに落ちた体重もようやく1500gに。
産後10日
GCU
へその緒が取れました。
GBSが付着していたとのことでコットの周りに赤いテープが。
看護士さんが赤ちゃんに触れるときは、手袋とエプロンをしている。
今のところ、悪さをしていることはないみたい。このまま何事もなければいいのだけど・・・
産後12日
GCU
オムツ替えでおしっこする。可愛い。
産後14日
GCU
初めての沐浴。
まだ体力がないので数日に1回程度で行うとのこと。
小さい赤ちゃんは、沐浴すると体力がなくなりミルクを飲まなくなってしまうそうなので、気をつけながら行うらしい。
体重が安定して沐浴してもミルクが飲めるようになれば、私も沐浴の練習をさせてもらえるようです。
産後15日
産後2週間検診がありました。
産後うつをフォローするための母親向けの検診です。
市の補助が出るので無料で受けられます。
赤ちゃんとまだ一緒に生活していないので、生活が乱れることもなく私自身は特に問題なかったです。ほっとしましたが、赤ちゃんが戻って生活が始まってからが不安ですね・・・。
そして、診察。
胎盤を病理検査に出していた結果を聞けました。
結論から言うと、胎児発育不全のはっきりとした原因はわからなかったものの
胎盤に起こっていた事実を知ることができました。
・臍帯辺縁付着・・・臍帯が胎盤の端っこの方に付いている。(栄養が届きにくい)
・絨毛膜羊膜炎・・・絨毛が細菌によって炎症を起こし早産の原因になる。
・絨毛が太い ・・・通常は細く張り巡らされている絨毛の中に太いものがある。(胎盤が未熟であった可能性)
・胎盤が小さい・・・胎児(1,500g)に見合った胎盤の大きさ。37週にしてはかなり小さい。
いろんな要素が絡まりあって今の大きさになったのだろうと想像することができた。
先生からは、
「胎盤相応の出生体重であることは、胎盤に問題があった可能性が高い。裏を返せば赤ちゃん自身には問題がなかったのかもしれない。それがわかっただけでもよかったね。」
週数のわりにとっても小さな赤ちゃん。
これから何が起きるかわからないけれども、先生からの言葉は素直に嬉しいと感じました。
現在の体重は1,600g
退院の目安は2,000gなのでゆっくりと見守って行きたいと思います。